目弱王
身分:王 · 初登場:しかの群、ししの群
長田大郎女は、先の大日下王との間に、七つになる目弱王をもうけていました。目弱王は御殿の下でひとり遊んでいましたが、そこをねらって御殿へ上がり、安康天皇を〈いきなり天皇のお首をお切りになりました。〉
その後、雄略天皇に攻められた都夫良意富美は、目弱王を頼りにして自分の家に入った王を見捨てられないと述べました。しかし、最後には〈すぐに王をお刺し申した上、その刀で自分の首を切って死んでしまいました。〉
関係の記録
生涯の出来事
- 目弱王は安康天皇を殺した。(しかの群、ししの群)
- 同席:安康天皇
- 〈目弱王はそこをねらってそっと御殿へおあがりになり、おまくらもとにあった太刀を抜き放して、いきなり天皇のお首をお切りになりました。〉
- 都夫良意富美は目弱王を刺し、自らも死んだ。(しかの群、ししの群)
しかの群、ししの群
- 親:長田大郎女 〈そのとき、ちょうど御殿の下には、皇后が先の大日下王との間におもうけになった、目弱王とおっしゃる、七つにおなりになるお子さまが、ひとりで遊んでおいでになりました。〉
- 親:大日下王 〈そのとき、ちょうど御殿の下には、皇后が先の大日下王との間におもうけになった、目弱王とおっしゃる、七つにおなりになるお子さまが、ひとりで遊んでおいでになりました。〉
- 安康天皇と敵対 〈目弱王はそこをねらってそっと御殿へおあがりになり、おまくらもとにあった太刀を抜き放して、いきなり天皇のお首をお切りになりました。〉
- 後見人:都夫良意富美 〈私はいかに力いっぱい戦いましても、あなたにお勝ち申すことができないのは十分わきまえております。しかし、目弱王は、私ごとき者をも頼りにしてくださって、いやしい私のうちへおはいりくださっているのでございますから、私といたしましては、たとえ死んでもお見捨て申すことはできません。〉
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『古事記物語』の原文から抽出。Made with Rho MD。