《古事記物語》

須勢理媛

所属:根堅国 · 身分:須佐之男命の娘 · 初登場:むかでの室、へびの室・その一

須勢理媛は須佐之男命の娘で、父のもとを訪れた大国主神を見て、すぐに心を寄せた。その晩、へびから身を守るための比礼を大国主神に渡し、へびが来たら三度振るように伝えた。

その後、大国主神は須勢理媛を背負って御殿を逃げ出した。黄泉比良坂で須佐之男命は大国主神に国の神の頭となるよう命じ、娘を嫁にすると告げた。大国主神は宇迦の山の下に御殿を建て、須勢理媛と暮らした。

関係の記録

生涯の出来事

  • 須勢理媛は比礼を渡し、大国主神をへびから守った(むかでの室、へびの室・その一)
    • 同席:大国主神
    • 〈それでご自分の、比礼といって、肩かけのように使うきれを、そっと大国主神におわたしになって、「もしへびがくいつきにまいりましたら、このきれを三度振って追いのけておしまいなさい」とおっしゃいました。〉
  • 大国主神は須勢理媛を背負って御殿から逃げ出した。(むかでの室、へびの室・その二)
    • 同席:大国主神
    • 〈急いで須勢理媛を背なかにおぶって、そっと御殿をお逃げ出しになりました。〉
  • 須佐之男命は大国主神に国の神の頭となるよう命じ、娘を嫁にすると告げた。(むかでの室、へびの室・その二 · 📍 黄泉比良坂)
    • 同席:須佐之男命 大国主神 八十神
    • 〈そちが国の神の頭になって、宇迦の山のふもとに御殿を立てて住め。わしのその娘はおまえのお嫁にくれてやる。〉
  • 大国主神は国の神の頭となり、須勢理媛と暮らした。(むかでの室、へびの室・その二 · 📍 宇迦の山)
    • 同席:大国主神
    • 〈そして、国の神の頭になって、宇迦の山の下に御殿をおたてになり、須勢理媛と二人で楽しくおくらしになりました。〉

むかでの室、へびの室・その一

  • 親:須佐之男命 〈命のお娘ごの須勢理媛がお取次をなすって、〉
  • 想い人:大国主神 〈媛は大国主神のことをほんとに美しいよい方だとすぐに大すきにお思いになりました。〉

むかでの室、へびの室・その二

  • 大国主神と夫婦 〈そして、国の神の頭になって、宇迦の山の下に御殿をおたてになり、須勢理媛と二人で楽しくおくらしになりました。〉

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