《古事記物語》

五瀬命

身分:神 · 初登場:八咫烏・その一

兄弟たちとともに船で進み、上陸して戦った五瀬命は、長髄彦の鋭い矢を受けて大きな傷を負いました。傷は悪化し、紀伊国の男の水門で、〈ああ、くやしい。かれらから負わされた手傷で死ぬるのか〉と叫びながら亡くなりました。兄弟の神武天皇、稲氷命、若御毛沼命を残してのことでした。

関係の記録

生涯の出来事

  • 五瀬命は傷が悪化し、亡くなった。(八咫烏・その一 · 📍 紀伊国の男の水門)
    • 〈命は、「ああ、くやしい。かれらから負わされた手傷で死ぬるのか」と残念そうなお声でお叫びになりながら、とうとうそれなりおかくれになりました。〉

八咫烏・その一

  • 神武天皇と兄弟 〈命は、いざ船からおおりになろうとしますと、かれらが急にどっと矢を射向けて来ましたので、お船の中から盾を取り出して、ひゅうひゅう飛んで来る矢の中をくぐりながらご上陸なさいました。そしてすぐにどんどん戦をなさいました。そのうちに五瀬命が、長髄彦の鋭い矢のために大きずをお受けになりました。〉
  • 稲氷命と兄弟 〈命はいちばん上のおあにいさまの五瀬命とお二人でご相談のうえ、〉
  • 若御毛沼命と兄弟 〈この四人のごきょうだいのうち、二番めの稲氷命は、海をこえてはるばると、常世国という遠い国へお渡りになりました。〉
  • 長髄彦と敵対 〈そのうちに五瀬命が、長髄彦の鋭い矢のために大きずをお受けになりました。〉

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